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[フラクセルとは]
しみを取ったり、皮膚に張りを回復させるための従来のレーザーは、照射ビームがセンチメートル、
ミリメートル単位の径であるのが常識だったのですが、フラクセルはレーザーの照射ビームをミクロ単位
(事実上の点)に縮小することにより、新しいタイプの治療を行えるようにした、エポックメイキングな
レーザー治療器です。この治療は、ハーバード大学ウェルマン研究所において開発され、
Fractional Photothermolysisと命名されました。
シミ・くすみ・肌質といった肌表面の全般的な問題を解決する治療として、従来法で最も効果的なものは、
CO2レーザーを用いたリサーフェシング治療(皮膚をレーザーで一度剥がして完全に入れ替える方法)
です。CO2レーザーは、表皮を剥奪するアブレイティブ・レーザーの代表で、皮膚を面でリサーフェシング
するのですが、フラクセルは皮膚を極小のドット(点)でリサーフェシングする治療器です。面ではなく点で
治療することがフラクセル最大のポイントです。確かに皮膚全体をリサーフェシングするアブレイティブな
手法は1回で広範囲を治療ターゲットにできるのですが、表皮全体を外科的に剥離してしまうので数カ月
にもおよぶ長期のダウンタイムや感染、色素沈着などの副作用・合併症の問題がありました。フラクセル
の点でのリサーフェシングは、皮膚表面のバリア機能をもつ角質層を完全に温存するので、リスクを
回避し、治療直後からのメイクやヒゲ剃りも可能な治療です。実際には2、3日の赤み等はあるもの日常
生活にはノーダウンタイムまたはミニマム・ダウンタイムの施術であり、1回の治療により12〜20%の皮膚
の入れ替えを行うことができます。治療部位は、顔はもちろんのこと、アブレイティブ治療では施術が
難しかった首やデコルテ、手の甲などへの対応も可能にしました。なお、治療回数は4〜6回で日本人の
肌に合った治療間隔は4週間とされています。 |